銚子・川口 一の島灯台

 銚子の灯台といへば誰しもが「犬吠埼灯台」と、思い浮かばせますが

小生にとっては、もの心ついて一人で遊び歩くようになって

いつも身近な所にあったのがこの一の島灯台でした。

小学生低学年のころは犬吠埼はまだ遠い存在でした
その犬吠埼灯台をスケールダウンしたような形ですね、この一の島は

運河ができる前は、灯台からの堤防（防波堤）が

（カメラ位置の）ここまで真っすぐ伸びてました。

その堤防が釣りコウボウの格好の場でしてね、凪ぎの日は沢山の人が、、、

小学生高学年になると自転車を（三角乗り・今の人はわかるかな、

三角形のところに右足を入れてコグ方法です子供用なんてありませんので）

おぼへ、普通に乗れるようになってからは

夕方（晩御飯前）になると”ちょっとハマながしでくっがらよ” って

うじばま（内浜）から田場のドッグ、千人塚した（まだ砂浜でした）へ、

と、、、、　　二の島、三の島灯台もありましたね

この一の島灯台をみながら（自転車少年でした）・・・・

（左奥に銚子大橋、堤防には鴎が羽を休め）

漁船（運搬船）が、、、

 出港するところでした

 

 TVカメラ（池上 HL-79D(E) Canon J13(9-117mm)×2 かついで

民法（東京）キー局出入りしてました）だったら、このサイズから

船のスピードに合わせズームアウトでFFに、そのままナめて（パーン）

灯台を通りすぎたら速いズームで（インサートで）一の島へ、とくるんですが

 

船はこの辺で取り舵にきります

（旧海上保安庁の巡視艇の係留岸壁から）

 ”取り舵いっぱーい”　もうすぐようそろ　ってぇとこかな

（船のことはな～んも解んねぇのにね）

沖で操業する漁・僚（網）船のもとに向かうのでしょう
 静岡県沼津港 第12大師丸

この日（とき）に気がつけばよかったのですが俯瞰目でと思い、
日を改めて（すぐ後ろにある）千人塚」から撮ってみました。

この位置からですと堤防の様子がいくらかよく見えますね

前述しましたが、この堤防を伝ってほんとよく灯台まで遊びに行きました。

近所の駄菓子屋で赤いイカ買って蟹を釣りに行ったり、はたまた

進駐軍が銚子沖に捨てた「薬莢」を拾い（ペンダント）にね・・・・

先日ほどの凪ではありませんでしたが今日もそこそこで
（おお時化の時の一の島灯台を撮りたいです）
 

灯台左手の海面の色の変化、わかるでしょうか
螺旋状の階段がついてまして、それを上って
波崎方面を見ると大きな渦を巻いてる光景を幾度となく見てます！
（利根川と太平洋がぶつかってるという事かな）

実際に遭難してる現場を見たことをはっきりと記憶してます！！
（小学何年生の頃だったろう？）
転覆し、裏返しになった船首に人が、、、、

助けでくれ～！！　の声が堤防まで聞こへるんですよ・・・・

すぐ先の仲堤防には巡視艇”なみちどり”が係留されてんですよ！？
（この”なみちどり”が格好良くてね！”つくば”なんかより数段）
なのに出てこね？！
なんでっ？？

確証はないのですが、銚子は第3管区保安本部の管轄で
その本部の横浜からの指令がないと出動できないとか、で
（今でしたらねスマホで即映像を送ったりとかできますが） 

それよりも超放棄でとか、できなかったものかと、、、、
結末は記憶にありません

阿波の鳴門か銚子の川口　伊良湖渡合が恐ろしや

一の島　灯台先の　渦を見て
怖さをしるや　銚子川口